Jupyter Notebookの入力と実行¶
入力箇所と実行ボタン¶
Jupyter Notebook
では Cell
(セル)と呼ばれる入力フィールドにプログラムコードを入力します。下記の図の矢印で指している箇所がセルです。
セルにプログラムコードを入力したら、 [Shift]キー+[Enter]キー
で実行します。実行結果がセルの下に表示され、ひとつ下のセルにカーソルが移動します(存在しない場合はセルが追加されます)。
下記の実行ボタンをクリックしても [Shift]キー+[Enter]キー
と同じ動作となります。
入力と実行¶
セルに、下図のように入力し、実行してみましょう。
セル内の改行は [Enter]キー
を使います。
Jupyter Notebook
は print()
関数を書かなくても、セルの一番最後に書いた変数の値を表示します。
以下のように、計算式も書いてみましょう。
以下のような場合、セルの最後に記述した変数(この場合は b
)の値が表示されます。
print()
関数を利用すると、セルの途中の値を表示できます。
数式も書けるので機械学習で活用するのに便利です。 通常のPythonコードも、実行結果付きでノートブックで共有できます。
実行順について¶
Jupyter Notebook
は途中のセルからも実行できます。
次の図は2番目のセルを実行し、その次に1番目のセルを実行した例です。2番目のセル実行時に、変数aが定義されていないのでエラー(NameError
)になりました。
1番目のセルを実行後、2番目、3番目のセルを実行します。1番目のセルが実行されているので今度は正常に実行できました。
上から順に全てのセルを実行したい時は、 Kernel
メニューの Restart & Run All
をクリックします。
1番目のセルから順番に実行されます。
注意¶
PyQでは、クエスチョンを切り替えると実行状態がリセットされます。例えば、同じクエストであっても、2問目を実行中に、1問目を確認して2問目に戻ると、画面は変わりませんが、何も実行されてない状態になります。その場合は、はじめのセルからもう一度実行し直してください。
いくつかのクエスチョンでは、学びたいことに関係の薄いコードは、予め入力されています。最初に開いたときに、入力されているセルは、未実行の状態ですので、写経では入力済みでも最初のセルから順番に実行してください。
出力の表示/非表示¶
セルの出力の左側の部分をクリックすると、スクロールのする/しないを切り替えられます。
セルの出力の左側の部分をダブルクリックすると、非表示にできます。
出力の非表示の部分をクリックすると、再度、表示できます。